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整体で巻き肩は治る?巻き肩矯正だけでは改善しにくい理由とは【柔道整復師が解説】

巻き肩矯正だけでは改善しにくい理由を解説

「巻き肩を改善したい」と思い、整体や巻き肩矯正を受けたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際に、整体によって肩まわりが軽くなったり、姿勢が良くなったと感じたりすることは少なくありません。

しかし、その一方で「数日すると元に戻ってしまった」「何度通っても、巻き肩が改善しない」と感じた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、巻き肩は筋肉や関節の硬さだけが原因ではありません。長年の生活習慣によって身についた身体の使い方のクセも大きく関係しています。

そのため、一時的に身体を整えるだけでは、時間の経過とともに元の姿勢へ戻ってしまうことがあります。

この記事では、整体で巻き肩が改善するケースや、巻き肩矯正だけでは改善しにくい理由、そして巻き肩を根本から改善するために大切なポイントについて、柔道整復師の視点から分かりやすく解説します。

目次

【結論】整体で巻き肩は改善するケースもあります

結論からお伝えすると、整体で巻き肩が改善するケースはあります。

整体では、筋肉や関節の状態を整えることで、肩が開きやすくなったり、姿勢が改善したりする効果が期待できます。

しかし、巻き肩は筋肉や関節の硬さだけが原因ではありません。

長年のデスクワークやスマートフォンの使用などによって身についた身体の使い方のクセも大きく関係しています。

そのため、整体によって一時的に姿勢が改善しても、これまでと同じ身体の使い方を続けていれば、時間の経過とともに元の状態へ戻ってしまうことがあります。

巻き肩を根本から改善するためには、身体を整えるだけでなく、正しい身体の使い方を身につけることも大切です。

巻き肩とは?

巻き肩とは、肩が本来の位置よりも前方に出てしまっている状態を指します。

横から見たときに肩が耳より前へ出ていたり、腕が身体の内側を向いていたりすることが特徴です。

巻き肩になると、肩まわりの筋肉や関節に負担がかかりやすくなり、

  • 肩こり
  • 首こり
  • 背中の張り
  • 腕が上がりにくい
  • 呼吸が浅くなる

といった症状につながることがあります。

巻き肩の原因とは

巻き肩の主な原因として、長時間のスマートフォンの使用やパソコン作業などが挙げられます。

これらの姿勢では、肩が内側へ巻き込まれた状態が続くため、巻き肩になりやすいとされています。

また、胸の筋肉が硬くなることに加え、肩甲骨の動きが低下することも巻き肩の原因の一つです。

肩甲骨は本来、腕を動かすときに背中の上を滑るように動きます。しかし、デスクワークなどで同じ姿勢が続くと、その動きが少しずつ制限され、肩が前へ引っ張られやすい状態になってしまいます。

さらに、運動不足や筋力・柔軟性の低下、日常生活での身体の使い方のクセなども、巻き肩を引き起こす要因の一つです。

このように、巻き肩は筋肉や関節だけでなく、肩甲骨の動きや日頃の姿勢、身体の使い方など、さまざまな要因が積み重なることで起こります。

そのため、一時的に肩まわりをほぐしたり姿勢を整えたりするだけでは、根本的な改善につながらないケースも少なくありません。

巻き肩と猫背の違いとは

巻き肩は猫背と混同されることがありますが、必ずしも同じものではありません。

巻き肩は、肩が本来の位置よりも前方に出てしまっている状態を指しています。このとき、肩甲骨は外側に開き、肩が内側に巻き込まれているケースが多くみられます。

つまり、巻き肩は肩関節や肩甲骨まわりのバランスが崩れた状態と考えることができます。

一方、猫背とは、背中全体が丸くなった姿勢を指します。より具体的には、背骨の胸椎(きょうつい)が過度に丸くなることで、背骨全体が「Cの字」のようなカーブを描いた状態です。

つまり、猫背は背骨(胸椎)まわりの問題と考えることができます。

巻き肩と猫背は別の姿勢の特徴ですが、それぞれが影響し合うため、一方だけがみられるケースよりも、同時にみられるケースの方が多い傾向があります。

そのため、巻き肩を改善するためには肩だけを見るのではなく、背骨や肩甲骨の動き、さらには身体全体のバランスや身体の使い方まで評価することが大切です。

巻き肩矯正だけでは改善しにくい理由

先ほど、整体によって巻き肩が改善するケースもあるというお話をしましたが、一方で、巻き肩矯正だけでは改善しきれないケースも少なくありません。

その違いに大きく関係しているのが、長年積み重ねてきた身体の使い方のクセです。

  • パソコン作業
  • スマートフォンの操作
  • 家事
  • 長時間の運転

日常生活では肩が前へ出やすい姿勢をとる場面が数多くあります。

    こうした姿勢を繰り返していると、脳はその姿勢を「いつもの姿勢」として学習してしまいます。

    そのため、整体で筋肉や関節の状態を整え、一時的に肩が開きやすくなったとしても、脳が以前と同じ身体の使い方を指令していれば、時間の経過とともに元の姿勢へ戻ってしまうことがあります。

    つまり、巻き肩を根本から改善するためには、身体を整えることだけでなく、肩甲骨や胸郭を適切に動かせる身体の使い方を身につけ、脳にその動きを覚え直してもらうことが重要なのです。

    巻き肩を根本改善するために必要なこと

    巻き肩を根本から改善するためには、以下の2ステップが大切です。

    • ステップ1:整体で身体を整える
    • ステップ2:正しい身体の使い方を身につける

    それでは、具体的な方法について詳しく解説していきます。

    ① 整体で身体を整える

    まずは、硬くなった筋肉や動きにくくなった関節を整え、身体を動かしやすい状態にしていきます。

    特に巻き肩では、胸まわりの筋肉や肩甲骨、胸椎などの動きが制限されていることが多いため、整体によって身体を整えることで、正しい姿勢をとりやすい状態をつくることができます。

    しかし、整体はあくまでも身体を整えるためのスタートです。

    整えた状態を維持するためには、その後の取り組みも重要になります。

    ② 正しい身体の使い方を身につける

    身体が整ったら、その状態で正しい身体の使い方を繰り返し練習していくことが大切です。

    • 呼吸
    • 肩甲骨の動かし方
    • 胸郭の動き
    • 姿勢の保ち方

    などを、一人ひとりのお身体に合わせて身につけていきます。

    これらを繰り返すことで、脳は正しい身体の使い方を少しずつ学習し、日常生活でも自然に使えるようになっていきます。

    巻き肩を根本から改善するためには、整体で身体を整えることに加え、正しい身体の使い方を身につけ、それを日常生活の中で定着させていくことが大切です。

    FORMYでは整体とピラティスを組み合わせたアプローチを行っています

    FORMYでは、整体だけ、あるいはピラティスだけを行うのではなく、お身体の状態に合わせて整体とピラティスを組み合わせたアプローチを行っています。

    まずは姿勢や身体の使い方を評価し、筋肉や関節の硬さが強い場合には整体で身体を整えます。

    その後、身体が動かしやすくなった状態で、呼吸や肩甲骨・胸郭の動きなどを意識しながら、正しい身体の使い方を身につけていきます。

    例えば、

    • 正しい姿勢で身体を支える感覚を身につける
    • 呼吸と姿勢をピラティスで連動させる
    • 肩甲骨・胸郭・骨盤を適切にコントロールする
    • 日常生活でも無意識に良い身体の使い方ができるよう定着させる

    このようなことを、お一人おひとりのお身体の状態に合わせながら段階的に習得していきます。

    「巻き肩を根本から改善したい」「その場だけではなく、戻りにくい身体を目指したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

    まとめ

    整体や巻き肩矯正は、筋肉や関節の硬さを改善し、身体を動かしやすい状態へ整えるという点で、とても有効なアプローチです。

    しかし、巻き肩は筋肉や関節の硬さだけでなく、長年の身体の使い方のクセも大きく関係しています。

    そのため、根本的な改善を目指すためには、

    • 整体で身体を整える
    • 正しい身体の使い方を身につける
    • 日常生活の中でその動きを定着させる

    この3つにバランスよく取り組んでいくことが大切です。

    「巻き肩矯正を受けてもすぐに戻ってしまう」「巻き肩を根本から改善したい」とお考えの方は、一度ご自身の身体の状態や身体の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

    板橋区成増・下赤塚エリアのFORMYでは、お一人おひとりの姿勢や身体の使い方を丁寧に評価し、整体とピラティスを組み合わせながら、戻りにくい身体づくりをサポートしています。

    巻き肩でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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    この記事を書いた人

    柔道整復師(国家資格)のピラティスインストラクター。板橋区成増の「FORMY ピラティス×整体スタジオ」にて、猫背・巻き肩・反り腰などの姿勢改善を専門にサポートしています。整体で身体を整えるだけでなく、ピラティスを通して正しい身体の使い方を身につけ、「戻りにくい身体づくり」を目指しています。

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